1歳から始めたお家での取り組み

娘は6ヶ月の頃から9ヶ月間ベビーサインの教室に通っていました。
月に1回でしたが、娘と積極的にコミュニケーションを取るのにとっても役立ちました。

ベビーマッサージを生後すぐ取り組んでいたのでコミュニケーションのレパートリーが増えたというか、多方面でのアプローチが経験できて良かったなと思っています。
おかげで語彙力もつくきっかけになりました。

 特に、今でも「おしまい」というサイン(言葉がけ)は、後に始めた数の概念の取り組みと平行して2歳になる前頃には「あと1個でおしまいね」というと自分で終わらせることができるようになってきました。

ここでもう1つ地道に取り組んできたこと…
それは

《おしまいと言ったらおしまいにすること》

です。

これがなかなか難しい…メンタルやられる。
体力も半端なく消耗します。
1歳頃になるとおやつや、自分好みの食べ物が出てきます。ジュースとか…。

ポイントは2つ
①具体的にどうなったら終わりか説明する→「あと1個食べたらおしまいね」と言う
②最後の1個を食べたらもうあげない→「美味しかったね」と言って食べたい気持ちを受け止めてあげる

まだまだ言葉も意味もわかりませんから、死ぬ気で泣きわめきます。
この時はまだ子どもには「もらえない」という事実しかありませんが、これを繰り返すことでいずれわかるようになります。
ここで押さえたいのは上記の②。
これを貫くことで子どもとの信頼関係を築けると思っています。

「欲しいと泣きわめいてんのにあげないなんて鬼!」

…と、思う人も多いと思います。
私が大切にしたのは「軸」です。
可哀想だからとか、おやつ1個あげてこの泣きが収まるならあげるわ!
となってあげてしまったら、「あと1個でおしまいね」と子どもに言ったことは何だったのか?と言うことです。
=お母さんは自分の言ったことを簡単に破る
となってしまいます。

するとどうでしょう?
「あと1個でおしまいね」は嘘になります。
これが続けば、あと1個でおしまいの意味も学べないし、また泣けばくれる
という事に陥ってしまいます。

だから自分自身の軸が必要なのです。
軸がブレブレだったらどの取り組みも前に進めません。
私も娘が1年かけて成長と共に理解するようになったと感じています。

ぜひ、取り組んでみてくださいね♪